お食事どころは勝手に作る

03. 27. 2022

みなさん、こんにちは。MYON YOGAのMOMOYOです。
ブログの更新頑張るぞ!と意気込んでいたのに結局月に1,2回の更新に。とほほ…
まぁそれだけ毎日が充実しているってことで、あたたかく見守ってやってください。
(少し前に書いていたnoteよりは細く長く続けていきたい所存です)

今日は、先日のラジオでも話題に挙げた、
「移住してからエンゲル係数が下がった」ことについて
現場の写真を交えながらお伝えしていきたいと思っています。

小豆島には24時間営業の居酒屋はもちろんないし、23時すぎたら道路は暗いし点滅信号です。笑
ネオンの中で生きてきた私にとっては「嘘やろ」の連続だった移住最初の1年。
でも今はその暗闇が心地よかったりするんですよね。

基本的に空き家バンクという賃貸物件(ほとんど古民家)が掲載されているサイトで、
もしくは人づてに空き家情報を獲得して住む家を決めるのがデフォルトの小豆島での暮らし。
今私が住んでいる家も、空き家バンクで早い者勝ち(?)でゲットした古民家なのです。

5DKの平屋でお家賃4万円。東京にいた頃は1Kのアパートで6万円も払っていたことを思うと…

移住者の多くは、私と同じような方法で家を探し、古民家に住んでいます。
最近同世代のつながりが増えて、それぞれの家を行き来してご飯会をする機会が増えました。


「今日は焚火したいし、燻製もやってみたいからあの子の家にしよう」
「今日は●●の会だから、あの子の家にお邪魔しよう」

みたいな感じで、食事会の趣旨や料理の内容で集まる家を決めて集まります。

移住者同士、しかも同世代…そりゃ楽しいに決まってるでしょ!笑
でも、そのコミュニティ止まりだと発展がないと思っているので、
今後は地元の人も呼びたい!と思っています。
そのためにも、まずは地元の同世代さんと関わる機会が欲しいなと思う今日この頃…

さて、少し話が逸れましたが、本題はここから。
ご飯会では、飲み物は各自持参で一品持ち寄りが基本なのですが、
スーパーのお惣菜を並べるだけの簡易的な日もあれば、料理上手男子が作る、
それはそれは凝ったお料理が出てくることもあり…(Kくんいつもありがとう!笑)
島の美味しいものをたらふく食べて、時間を気にせず喋って、
お会計は大体2,000円以内に収まります。

例えばこんな感じの食卓。

  • お刺身盛り合わせ10種(フグもいました)
  • 生牡蠣
  • なまこ
  • 菜の花のおひたし
  • まぐろユッケ
もはや生牡蠣だけで1000円しそうな勢い。カツオのタタキやカキフライも出てくるコース。笑

安すぎるやろぉ!!!!!!!

先日東京に行った時、朝ごはんを食べようとふらっとカフェに入ったら、
2つのデリとパンがついたセットで1,300円のお会計になり、レジを二度見してしまいました。
それを思うと、こんな豪華な食卓で2,000円以内だなんて、安い以外の語彙力を失うわけです。

小洒落た居酒屋、レストラン…小豆島で暮らし始めてからそういうお店への欲が減った気がします。
時折出かける高松や関西、関東に行った時に行ければいいかな、くらいの温度感になりました。

冬はこたつに入り、春夏は外で涼みながら時間を気にせず食事を楽しむ、
その魅力に気づいてしまったのでそこはもう沼地…やめられないのです。笑
正直食べ物は何でも良くて、例えばみんなでカップ麺をすするとかでもいいのです。


「最近こんなことがあった」
「好きな人ができそう」
「若い頃の武勇伝」
他愛もない話をして笑う、その時間を手に入れるために集まっているのかもしれません。
結果としてエンゲル係数が爆下がりするという嬉しいオチが待っていたわけです。


キラキラ輝くネオン街や、深夜までやっているお店はないけれど、
居心地のいいお食事どころは自分たちでいくらでも作れる。
これもまた、田舎暮らしの醍醐味だと感じている私でした。

良き春の日をお過ごしください◎