執着という赤ちゃんから子離れする方法
こんにちは。
毎月恒例、月初コラム。今日は、執着の手放し方について書いてみたいと思います。
ヨガの先生で「執着を手放さないと新しいものが入ってきませんよ〜」
っていうセリフを言う人、何人もいると思います。(私もその1人。笑)
「簡単に言うけどどうやってやるんだよ!?」
って話ですよね、私もそう思ってましたもん。
簡易的に説明すると、執着を手放すには、とことん執着するしかないんですよ。
もう一回言います
執着は、もういいってくらい、とことんしたほうがいいんです。
矛盾してるように思えるかもしれないけど、執着を手放すには
まずは飽きるほど執着する必要があるんです。
何かに執着している時は、自分が「自分の感情」に振り回されている
=手綱をつけているけど飼い主が引っ張られている感じ
になっている状態です。執着心という赤ちゃんがずっと泣き喚いている感覚。
でも、赤ちゃんってずっとは泣かないですよね?
ミルクを飲んで満たされたり、眠りに落ちると泣き止みます。
逆に、「今泣きたい!」ってギャーギャー言ってるのに、大人がそれを止めようとすると
反発して泣き止まなくなるんですよね。
それと同じで、とことん執着してやりきると、「うん、もう満足。大丈夫」
と腑に落ちて、それまでが嘘みたいに執着しなくなる。
「なぜ執着してしまうんだろう、苦しいのに。」と落ち込まない。
「執着してる自分、重い。ダサい。かっこわるい。」と責め立てない。
「執着したいのか。どっぷり浸かりたいのか。そっかぁ。」と
ありのままの、今の自分にまず気づいて、受け入れること。
受け入れられない自分に気づいたら、受け入れられていない自分を
観察し続けること。(ここ大事!諦めないで)
ネガティブなことも自己受容を続けると、最後は執着を手放すことに繋がるのです。
誰でもできるみたいな書き方してますが、そんな簡単にできたらみんな苦しくないのよ。笑
でも、自己受容は自己愛にも繋がるし、単なる執着心のためだけの鍛錬ではないのです。
だからこそ、難しいけど、世の中全ての人に
とことん執着し切ることと、その都度自己受容の練習をしてほしいな、と思うのです。
大きくて、難しくて、でもあなたをきっとスムーズにしてくれるもの。
夏ですねぇ。私の大好きな季節。
今日も皆さんがハッピーでありますように!